クリスマスも終わり2015年も終わろうとしています。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
この気ぜわしい時期にブログ投稿1回目をスタートさせます。
記念すべき初回投稿は、ネットショップについて・・・です。
これからネットショップを開業しようと思われている人がまず考えることは、どこのショップに出店すれば利益が多く上がるだろうということだと思います。しかし、販売個数が多ければ利益も多いとは限りません。自分(自社)が販売しようと思っている商材がどのような売り方をすれば効率よく利益を上げることができるのかを十分理解した上でネットショップ開業を行うことが重要です。
ネットショップには大きく分けて①モール型ネットショップ・②ASP型ネットショップの2種類があります。大きな違いとして集客力とロイヤリティーが上げられます。
①モール型は知名度がありお客様(購入者)が多く集まるので商品を多く販売することが期待できます。しかしその反面出店手数料や販売手数料が高く経費が多くかかるというマイナス面があります。
②ASP型は自分の利用したいサービスを選んで利用できるタイプの物が多く、運用経費を低く抑えることができます。しかしモール型と比較した場合、集客力は弱く、販売個数・総売上額はモール型に及ばないことが多いでしょう。
◎ラーメン店に例えて言うなら
【①モール型ラーメン店】都心の大型デパートに高い家賃を払って店を構え、多くのお客様に来店していただき、ラーメン1杯あたりの利益は低くなっても1日2000杯以上を販売する。
【②ASP型ラーメン店】商店街の比較的安い物件を借りて開業し、ラーメン1杯の利益率も充分考慮したうえで1日200杯程度を販売する。
ラーメン店の例えはあまり良くないかもしれませんが、モール型は経費はかかってしまうが、多くの人が集まるので、あまり販売努力をしなくても販売しやすいでしょう。それに対してASP型は、1件の商品販売における利益は高く設定できますが、人を集めて商品を売るための工夫や努力が必要となります。
下記に代表的なモール型・ASP型のそれぞれの料金や特徴をご説明します。十分に比較して自分(自社)に一番合ったショップを構築してください。そして大きな利益を上げられることをお祈りします。
【モール型】
①-(楽天) 国内EC流通総額2兆58億円の圧倒的な集客力を誇るショッピングモール。1店舗当たりの平均月商は416万円。店舗支援のためのキャンペーンが充実していて、商材や価格がうまくはまれば、出店から大きな売上も期待できる。
②-(Yahoo)
完全無料化となり出店数が急増。今では国内随一の店舗数に成長。集客力販売力共に実力十分。本格的に店舗を構築、運営したい人向けの「プロフェッショナル出店」と、スマホからでも簡単に店舗制作が出来る初心者向けの「ライト出店」がある。
③-(Amazen) 他のモールと違って、申し込み後すぐに販売を開始できる。大口出品と小口出品があるが、運用効率や利益率を考えると大口出品が有利。
④-(DeNA) auショッピングモールや同グループのモバゲー、エヴリーマートなどと連携して同時出店出来る。利用者の80%以上がスマホユーザーで20代~30代の利用が圧倒的に多く若年層向け商品が有効なモール。高額な商品には少し不向き。
⑤-(ポンパレ) ホットペッパー、じゃらん、ゼクシィなどリクルートグループの様々なサービスと連携して集客を支援。各サービスで溜まったポイントをポンパレモールでの買い物に使用が可能。
【ASP型】
①-(ショップサーブ) 必要な機能が全て標準搭載されていて、初心者から上級者まで幅広く対応。出店者ごとに専任の担当者がサポートしてくれるので安心感がある。ASP型のショップの中においてサービス内容は高い。
②-(カラーミー) 導入店舗数が国内随一。テンプレートや管理画面が分かりやすくパソコン初心者でも容易にネットショップ開業が可能。リーズナブルな価格設定でこれからショップを始めてみようという人にお勧め。
③-(フューチャーショップ) HTML/CSS、Javaの設定によりデザインを自由にカスタマイズ可能であり洗練されたページの作成が可能。アパレル・ファッションブランド・デザイン系のショップが多く利用。自由度が高い分パソコン初心者には不向き。
④-(メイクショップ) お名前ドットコムやGMO-PG などGMOグループとのサービスとの連携が強い。ASP型のショップの中において流通額は高い。
⑤-(e-shopsカート2) すでにサイトを構築済みでネットショップを始めたいという人にお勧めのサービス。カートのみのレンタル提供しているサービス会社の中では最も人気が高く価格も比較的安価。
⑥-(おちゃのこネット) 経費をかけずにネットショップを始めたいという人向き。
【決済機能】
ネットショップを開業したいと思われている方は決済機能を十分考慮して出店しなければいけません。ネットショップで商品購入した消費者が最も多いのはカード決済です。大手ショップモールは独自の決済機能を持っているので出店と同時にカード決済の利用ができます。自分(自社)独自のショップを開業する場合決済機能やショッピングカート等の機能は自分で構える必要があります。
【決済会社と配送業者】
カード決済代行会社によっては配送業者が決まっているものがありますので注意が必要です。ヤマトグループである『ヤマトフィナンシャル』を利用する場合はヤマト運輸での配送でなければいけません。佐川急便の決済機能eコレクトも同様に佐川急便での配送が必須となります。両社共に他の配送業者で荷物を送った場合にカード決済代金の支払いが行われなくなりますので要注意です。
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